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第一回 ARCアカデミー

こんにちは。エー・アール・シーの山本です。

12/16(土)-12/17(日)に南三陸にて「第一回ARCアカデミー」が開催されました。
今回はその模様についてお伝えしたいと思います。

南三陸町は宮城県北東部に位置し、東日本大震災の被災地の一つです。
夏は涼しく冬は雪が少ない地域ですが、東京に比べると気温は低く、訪れた際は全員で凍えてました。

1日目は南三陸高校、311メモリアルを見学し、町長のセミナーを受講しました。

1日目に特に印象に残っていることは「モアイ像」です。
モアイ像は、復興の象徴として建てられ、希望と再生の象徴としても捉えられています。
「モアイ」という言葉には、「モ=未来、アイ=生きる」で「未来に生きる」という意味があります。
南三陸町にとってモアイ像は「震災に負けず、復興を目指そう」と勇気をくれる希望の象徴であり、
震災でも失われなかったイースター島との「絆」でもあり、末永く両所の友好関係が続くようにと思いが込められています。

私自身、初めて被災地に訪れ、被害に遭われた方のお話を伺ったり、建物を見たりすることは、
テレビで何回も映像を見るよりも心にくるものがありました。
町長の言葉には非常に説得力があり、窮地で自分の命を繋ぐ術を授けていただきました。

2日目は社長研修を受講し、南三陸ワイナリーを訪問しました。

社長研修では、エー・アール・シーの存在価値であったり、次代に向けての道筋であったり、
それを実現するために、どうしていくべきか、どうあるべきかといったこと具体的にお話しいただきました。
一つ一つのお話の中に、考え、体験、想像などが綿密に込められており、イメージが湧いてきました。
お話を伺ったことで、エー・アール・シーを深く知れたり、理想を現実にするためのロジックに気づいたり、非常に有意義な時間となりました。

社長の考えや、会社の方向性を知ることで、自分の持っている価値観、考え方、意見を照らし合わせる良い時間となりました。
また、個人的には会社の進むべき方向へついていくという考えではなく、一緒に担いで行こうという考えが芽生える機会となりました。

南三陸ワイナリーでは、地域の特性を活かした生産をされていたり、実際にどのような過程でワインが生産されているかなど、普段見ることのできない作業工程を見せていただきました。

今回、南三陸という地域に訪れ、様々な分野で地域が一つに団結されていることを実感しました。
私自身が第1回ARCアカデミーに参加した理由は、エー・アール・シーという会社について深く知ること、被災地での自治体の取り組みや本番に備えた知識を身に着けることでした。

結果、被災地では想像以上に心が動かされ、エー・アール・シーのこれからについても多くのことを知ることが出来ました。第2回も楽しみにしています!