インド視察
こんにちは。
エー・アール・シーのましもです。
当社が加盟しているJASPA主催のインド視察に参加してきました。
その模様をお伝えしたいと思います。
インドといえば…やはりカレーが一番に思いつくのではないでしょうか!
滞在中は朝カレー、昼カレー、夜カレーと3食カレーを食べる日もあり、カレーの種類によって合わせる主食が変わったりして、奥深さを感じました。
インドらしく手を使ってカレーを食べることにも挑戦しました。手で食べるのって意外と難しいです。
↑バナナの皮の上に食べ物が次々に運ばれてきました。
周りの付け合わせとカレーとお米を混ぜて手で食べます
↑イディヤッパンという見た目はそうめんにそっくりの米粉で作られた主食とポテトカレーです。
それでは、視察中に訪れた場所を紹介します。
【INFOPARK】
IT企業が集まっている商業都市を訪れました。現在580社7万名の方が働いています。INFOPARKには、自社ビルを持っている企業も多くあります。近くにスタートアップ企業が集まるビルもあり、INFOPARKに自社ビルを建てるという目標が目に見えてわかるようになっています。
まず、当社でも関わりのあるエクスペリオンインドコスモさんの会社へと向かい、「プーカラム」という花びらを使ったアートでお出迎えをしていただきました。
↑絵と文字すべてが花びらで作られています!とても綺麗でした。
オフィスの壁には、目標や企業理念が書いてありました。
PJごとに部屋が作られており、関係者以外は部屋に入れないようなセキュリティが敷かれていました。
次に、インド企業のプレゼンを聞きました。
同じ日本語を話す相手にプレゼンするだけでも不安ですが、異なる言語を話す人にプレゼンするのはさらに不安になるかと思います。言語の壁があり、英語で話していただいた内容を直接理解することができず悔しさを感じました。しかし、伝えるために大切なことは、以下の3点だと実感しました。
- ハキハキと話すこと
- 周りを見渡しながら話すこと
- 不安な気持ちを隠し、堂々と話すこと
この3点は、今後の業務でも意識しながら話をしていきたいと思いました。
【ジェトロ(日本貿易振興機構)】
インドで抱えている問題などの共有をしていただきました。
インドでは、大学卒業者の失業率が2割を超えており、就職先が少ないことやスキルと給料のミスマッチが問題になっています。バンガロールがあるカルナータカ州では、日系企業が製造業の進出を進め、失業者を減らそうとしています。しかし、工業団地の選択肢が少ないことや、用地収用をクリアした土地の確保の難しさなど、さまざまな課題に直面しているとのことでした。
【ラジャギリ大学】
インドの情報系大学でトップクラスの大学を訪問し、学生とのディスカッションを行いました。
集まっていただいた学生のほとんどが、日本の企業への就職を希望している方ばかりでした。
私たちが質問する時間をいただけたので、「日本の企業に対して求めていることはありますか?」と聞きました。回答は「日本の文化に慣れていきたいので求めることは特にありません」とのことでした。言語も文化も異なるのに、何も求めずそれだけの覚悟を大学生のうちに持っているのはすごいなと感銘を受けました。
懇親会も開催され、インドの方や同行した別会社の皆さんとの親睦を深めることができました。
インドの良さ、インド人の陽気さやコミュニケーション力の高さも目の当たりにして楽しい時間を過ごすことができました。
英語がもう少し出来たら…と思う場面がたくさんあったので、英語の勉強に励みたいと思います。
今回のインド視察を通して、仕事面と生活面の両方で多くのことを実感しました。
仕事面では、優秀な学生でも就職が難しく、失業率が高い現状があることを知りました。そのため、真面目で一生懸命な方や積極性のある方が多く、自分の意見をしっかりと伝える姿勢が印象的でした。また、日本人が計画を立てて進めるようなことでも、インドの方々は柔軟性や対応力で切り抜ける力があると感じました。
生活面では、人々が積極的にコミュニケーションを取る姿が特に印象に残りました。どこを訪問しても親切に話しかけてくれたり、私の片言の英語を理解しようとしてくれる優しい方々が多かったです。
実際にインドを訪れたことで、日本では見られない光景や体験し経験値の向上になりました。
この経験を今後につなげていきたいです。
以上、インド視察の報告でした!